国内メーカーとしては、トップを走るアシックス。陸上競技やサッカーなどに根強いファンを持つ同社であるが、人気の就職先としても知られている。体育会やスポーツ系のサークルに入って入れば一度は就職先の候補として考えたことや話題に上がったことがあるのではないだろうか。

本記事では、アシックスを少しでも就職先として考えている方に向けて、同社の経営状況や業務内容、年収などをお伝えする。

国内トップメーカーアシックスのビジョン

アシックスは、創業者の鬼塚喜八郎が1949年にスポーツによる青少年の育成を通じて社会の発展に貢献することを志して興した会社だ。

「スポーツでつちかった知的技術により、質の高いライフスタイルを創造する」というビジョンのもと、世界の人々が健康で幸せな生活を実現できる製品やサービスの提供を使命としている。(同社HPより抜粋

製品やサービスの提供者という立場から、多くの人々の健全な生活を支える、非常に意義のある会社である。

気になる今年の売上は?

同社がHPにて後悔しているIR情報によると平成30年度の連結業績予想(平成30年1月1日~平成30年12月31日)は4250億円となっている。

オニツカタイガーシューズの売れ行きは好調であったが、スポーツウェアで収益性の低い商品群を縮小したことによって、昨年比で3.6%減少という予測になっている。

日・米・オセアニア地域で大きく苦戦しており、原価率の改善などは見られたものの、減収という着地見込みの原因となっている。

アシックスの実際の業務内容は?

同社では大きく8つの職種で別れている。

1. グローバルマーケティング

マーケットの動向や消費者の行動などを分析するコンシューマー&マーケットインテリジェンスという部門と、ブランドに対する消費者のイメージを作るブランドマネジメントに別れます。ブランドマネジメントでは、ロゴの使われ方の管理や、同社に関するキャッチコピーの統一や、広告などの点を担当する。

2. 商品企画

消費者のニーズを元に、商品のコンセプトを企画する。ターゲットの志向や行動といったインサイトを元に、1年〜2年後を見据えた設計を行う。

3. 研究(スポーツ工学研究所)

Human centric science」という考えの元、人間の運動動作に着目・分析し、独自に開発した素材や構造設計技術を用いることによって、アスリートのみならず、世界の人々の可能性を最大限に引き出すイノベーティブな技術、製品、サービスを継続的に生み出す。

4. デザイン

デザイナーは、日本国内、海外で販売されるアシックス商品のデザイン全般に関わる業務を担当する。商品企画担当者によって立案される商品企画案を受け、機能特性や市場トレンド、そのシーズンのデザインに関する方向性を考慮した上でデザイン画を作成する。

5. 商品開発

商品開発の役割は、企画された商品をどのように製品にするのか、素材や材料構成などの具体的な内容を考え、工場に伝えて実際に形にしていくことだ。

できあがったサンプルを、学生選手やトップアスリートにテスト履きしてもらい、使用感を聞き取って改良を施すなど、業務は多岐にわたる。

6. 生産

商品の生産に関わる管理を行う。製品に使用する材料・素材や納期の管理、また生産工場や販売会社とのコミュニケーションをとり、取引価格や条件を決める。

7. 管理部門

企業経営に関わる「人・モノ・カネ」を管理する。アシックスグループの全体の戦略や、経営管理、人事・労務などもこの部門が対応する。

8. 営業

アシックスジャパンや海外販社は、アシックス製品の各地域内における卸売、小売、マーケティング活動を主に行っている。

営業先は、アシックス製品を仕入れて販売するスポーツ店などであるが、その先にいるユーザーに少しでも多く製品を届けるため、ヒト(売る人)、モノ(商品)、コト(イベントなど)をつなぎつつ、新しいニーズをつかみ、市場を創造する役割も担っている。

アシックスの平均年収は678万円!

上記のように、非常に様々な部門がある同社だが。平均年収はどれほどの額になっているのだろうか。

有価証券報告書の内容によると、678万円と報告されている。

国内メーカーの中でもトップクラスの給与水準と言えるのではないだろうか。

ここ数年での平均年収の推移は603万円(最低)~701万円(最高)と 波はあるものの、依然として高い水準で推移している。

さいごに

アシックスの経営状況を見ていかがだっただろうか。スポーツ好きな人にとっては、実務を含め魅力的な会社であることは間違いない。

年収に関しては、もちろん個人差はあるため、参考値として認識していただきたいが、努力によって昇進もあるためレイヤーによって大きく給与が上下することも考えられる。

もし本格的に、同社への入社を考えているのであれば、ぜひ一度、就職のエージェントから生の声を聞くことをオススメしたい。

(参考:同社HPより

(編集:Sports Job Journal 編集部)