スポーツの経験があれば、一度はプロスポーツチーム で働きたいと思ったことがあるのではないだろうか。

とりわけ、世界で最も愛されているスポーツの一つであるサッカーに関しては、1993年のJリーグ発足以降、サッカー好きにはたまらない就職先の一つになっている。

しかし、一度は働いてみたいとは思う人は多いものの、実際にどのような仕事をしているのか、またどのような部署があるのかなど、情報はあまり出回っていない。

本記事では、Jリーグチームでの就職を志す方々に向け、Jリーグチームのスタッフがどのような仕事を行なっているのか、またどのような組織になっているのかを解説する。

Jクラブにはどんな部署があるの?

Jクラブには実際にどんな部署があるのだろうか。もちろん、チームの置かれている状況によって、部署の設置内容、組織編成は大きく異なる。

例えば、トヨタがバックについているグランパスと、J2のチームでは財政力に大きな違いがあり、チームが抱えることができる人材の絶対量が異なるためである。

そういった前提を加味し、各チームがおおよそ設置している部署や仕事について解説していきたい。

基本的には、営業や経理、ファンディベロップメント、チーム管理、などに分かれている。

おおよそ、組織の人数規模によって部署として確立されているかどうかは左右される。

J2の中で規模の小さい街クラブは、とりわけ部署に細かく分かれているわけではなく、様々な業務を兼務していることが多い。

Jクラブで働くって実際の業務は何をするの?

それでは、基本的にJクラブで働くとは、どのような仕事を指しているのだろうか。
主な業務内容について、紹介する。

営業

新規企業にスポンサーとなってもらうための提案営業や既存スポンサーへのルート営業を行う。

未だに開拓できていない企業向けにソリューションを提供しながら、チームのスポンサーとなってもらうよう交渉を行う。

また、既存企業に対しては、翌年もスポンサーを続けてもらうための継続提案や、前年度以上に予算を出してもらうためのアップセルの提案などを行う。

広報

テレビ・新聞・雑誌などのマスコミ対応を行う。問い合わせをしてきたメディアに対して、取材の際の選手のキャスティングや予定の調整、またプレスリリースなどの作成を行う。

企画

各チームのファンディベロップメント部が行う購入してもらえるようなグッズの企画と生産までの流れのディレクションや管理を行う。

また、多くのファンの方々にきてもらうために試合ごとにイベントを企画するなどを行なう。

運営

試合への来場者の集計や、スタジアム内外の設営など、ホームゲームの運営の全般を取り仕切る。

仕事情報も求人もあまり出てこない・・・

Jクラブで働きたいとは言っても、なかなか求人の情報を目にすることは少ない。それもそのはず、求人を出しているチーム自体が非常に少ないのである。

理由としては、社内の知人間での紹介や、経験者の出戻りなどで、人材を確保することもでき、また求人を募集するとすぐに人が集まってしまうため、長期的に求人を出す必要がないという点も挙げられる。

また、チームの経営状況が”良ければ”、ボーナスなどもあるチームも労働環境も悪くはないため、そこまで離職率が高くないという点も挙げられるだろう。

しかし、近年、各スポーツ協会・連盟が推進するデジタル活用の方針に伴って、情報の発信や求人は増えてきている。

その事例として、ビズリーチ やwantedlyなどで、Jのチームが求人や現状について発信をする機会を目にしたこともあるのではないだろうか。

スポーツ需要やマーケティングの流れ、組織の変化に伴い、今後、求人だけでなく関わり方が多様に増えてくる可能性は大いにある。

チャンスはふと流れ込んでくるもの。Jチームで働きたい場合は、日頃からスキマ時間に、気になるチームの各サービスのアカウントを確認してみてはいかがだろうか。

(編集:Sports Job Journal 編集部)